相続対策の基本
a−05. 土地の評価減の方法
現在、国道沿いの空地(2,600u)を駐車場にしています。
将来の相続税の負担を軽くするには、どうしたらよいですか?
- @ 土地を分割して、貸家を建てます
- 国道沿いは路線価が高く、土地は一番高い正面路線価を中心に評価される。
角地だったり裏面に道路があったりする場合には、更に評価額が高くなる。
従って、土地を分割して評価の低い「1画地の土地」を増やすと良い。 - A 「土地の有効活用」と「評価の減額」で一石二鳥を狙えます
- アパートや貸店舗を作れば賃貸収入が入る。
次のように土地を分割すれば評価減になる。 - B 貸家の敷地にある駐車場も一体として減額の対象になります
- 賃借人の専用駐車場は「貸家建付地」とされ、自用地(自己使用の土地)の場合より減額となる。
角地だったり裏面に道路があったりする場合には、更に評価額が高くなる。
貸家建付地の評価方法は次の通り。 - C 従って、分割利用の効果は大きく対策後は大幅に評価減となります